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皮膚科6種類、自主ケア2種類のニキビケア方法のメリット・デメリットまとめ

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ニキビケアをしようと思った時、自分でどうにかする人がほとんどだと思います。

場合によっては皮膚科で処方された薬を使うということもあると思います。複数あるニキビの対処方法であれ特徴(メリット・デメリット)を知っておくのは必須。

目的や予算に応じて、自分に合ったニキビケアの方法を選びましょう!

皮膚科によるニキビ治療6種類

ニキビっていざできると結構気になるものですよね。

それほどひどくないニキビであれば、自分でどうにかしようというのが普通の考えかもしれません。
ただ、あくまでも予防や対策までしかできないのが弱点なんですよね。

それに対して皮膚科などの医療機関ではニキビを治す、つまりお薬や施術などによってニキビ治療を行うことになります。

ボロボロのお肌をかなりきれいな状態にできるのが皮膚科などにおけるニキビ治療の強み。ですので、ひどいニキビに対しては市販の化粧品を使うよりも一定の安心感を得ることができるのです。

一般的な皮膚科で受けられる治療は飲み薬と塗り薬の2種類です。

皮膚科での飲み薬・塗り薬での治療方法

飲み薬の種類

皮膚科での大人ニキビ治療の場合、塗り薬だけでなく飲み薬も併用して使用することが多いです。その理由は体内における様々なバランスの乱れが関係していて、塗り薬だけでの完治は難しいため。

飲み薬にも複数種類があり、どれが処方されるかはニキビの度合いによってことなります。主だった物をまとめると以下の通り。

ビタミン剤(保険適用外)

皮膚科で処方されるビタミン剤でニキビ治療として主に使われるのはビタミンB2・B6で、これらは皮脂分泌をコントロールに関わります。

不足するとニキビができやすくなりますが、食事などから十分摂取できている人が飲んでも効果はあまり期待できないようです。

※2016年頃までは保険適用でしたが、厚生労働省の方針で原則保険適用外となりました。

抗生物質(保険適用)

ニキビの度合いが少しひどくなると、ビタミン剤ではなく抗生物質を処方してもらうようになります。

これは主にアクネ菌殺菌のためのものですが、そもそもアクネ菌は常在菌なので完全にいなくなることはありません。

そのため一度抗生物質でニキビが改善しても、飲むのを止めると再発してしまうこともあるそうです。そして長期で飲むと副作用の問題も起こるので注意が必要になります。

漢方薬(保険適用)

ホルモンバランスを整えたり免疫力を高める漢方薬によってニキビを治す方法もあります。漢方薬のメリットとしては体に優しく服用をやめても再発しにくいというもの。一人ひとりの体質に合わせて処方されるので、それなりの効果が期待できます。

注意点は皮膚科で漢方薬を処方してもらえる病院は少ない、ということです。また、薬局で購入すると保険適用外となってしまうことも注意が必要。

ホルモン剤(またはホルモン剤類似物質)

ニキビ治療として女性ホルモンを含んだ低用量のピルが使われる場合があります。
ただし本来の使用方法とは異なるため必ずしも効果があるわけではありません。

また、ホルモン類似物質が使われる場合もありますが、これもなぜ効果があるのか不明な点があるようですのでニキビ治療目的での使用は推奨されません。

ビタミンA誘導体(保険適用外)

日本では認可が降りていないビタミンA誘導体(レチノイド内服薬)を使用している美容皮膚科もあるそうです。

アキュテイン(ロアキュタン等別の呼称あり)という内服薬で、皮脂分泌を強力に抑える働きがありニキビ治療において効果が高いのですが、その反面副作用も強く(催奇形性、肝機能障害など)よっぽどのことが無い限り使わない方がよいです。

スピロノラクトン(保険適用外)

高血圧治療に使われる薬で、男性ホルモンを抑制する働きによりニキビ治療に使用されることがありますが、本来は高血圧の高齢者に用いられる薬なので成人女性の場合は生理不順や腎障害といった副作用を生じる場合があります。

そのため、ニキビ治療に適しているとはいえないでしょう。

塗り薬の種類

先程もお伝えしたように、塗り薬と飲み薬はセットで処方されることが多いです。

比較的症状の軽めのニキビや思春期ニキビなどの場合は塗り薬だけでニキビを完治できてしまうことも。できてしまったニキビよりも予防として使うほうが効果が高いようです。

抗生物質を含む薬(保険適用)

ニキビ治療のための塗り薬としてよく処方されるのが、ダラシンTゲル(商品名)です。ニキビの上だけでなくニキビができやすい場所に広く塗ることで効果的にニキビを予防できます。

角化調整作用のある薬(保険適用)

「角化」とは皮膚の表面が硬くなること。ニキビは皮膚の表面が角化し、皮脂が毛穴内部に詰まってしまうことで起こりますが、角化調整作用のある塗り薬を使うことで毛穴の詰まりを防ぎます。

ただし肌への刺激があるため、毎日使用すると乾燥したり赤くなるといった症状が出る場合もあるので使う頻度には注意が必要。

消炎剤を含む薬(保険適用)

効果は弱いものの、消炎作用のある塗り薬もあります。

イオウの薬(保険適用)

イオウの塗り薬には角質を溶解する作用、殺菌作用、皮脂を抑制する作用などがあり、ニキビ予防には適している塗り薬です。ただ、肌の乾燥やかゆみを引き起こす場合もあるため、肌が乾燥肌気味の人にはおすすめできません。

美容皮膚科の薬(保険適用外)

美容皮膚科ではニキビ治療~ニキビ跡の治療まで考えた薬が処方される場合もあります。ただしそれらの薬は効果はかなり期待できますが保険適用外となるため、費用についてよく考える必要があるでしょう。

市販薬(保険適用外)

医薬部外品として販売されているものとしてはグリチルリチン酸2K(抗炎症作用)を含むものが多く、ニキビの予防効果が期待できます。

思春期ニキビ、大人ニキビ、身体のニキビなど様々な薬用化粧品が販売されています。

飲み薬・塗り薬のメリット
1.数日で効果が出る場合もある

症状が軽い場合は塗り薬だけでもすぐに治る場合がありますし、塗り薬しか処方されないということもあります。

2.保険適用の薬なら費用は安い

「薬」になると保険が適用されるため、ニキビ治療のための費用も数千円程度で抑えられます。

3.無駄な手間がほとんどない

皮膚科での治療は服薬と塗り薬だけですから、面倒くさい手間がありません。自己判断ではなく医師からの指示で薬を飲んだり塗ったりするだけですので本当に簡単です。

4.年代に関係なく一定の効果が期待できる

当然ながら皮膚科での治療は思春期ニキビも大人ニキビ、どちらでも対応してくれますし、医師による診断と肌にあった薬を使用することになるため、費用も抑えつつ一定の効果が期待できます。

飲み薬・塗り薬のデメリット
1.人によってはすぐに再発する場合もある

塗り薬などによりニキビが一時的に治っても、肌の状態やストレスなどにより再発する場合も少なくありません。なので、一度治ったあとの予防方法が重要になってきます。

2.副作用の問題で長期で使えないことも

ひどいにきびの場合は効果が強い薬を処方される場合もありますが、長期的に使うと副作用がでてくる場合があるため、病院でもらった薬が余ったからと漫然と使い続けるのはNG。

3.効果があっても保険適用外だと費用は高くなる

皮膚科で処方される薬であれば費用もかからないのですが、漢方薬などは保険適用外の場合もあるため自己負担額が高くなる場合もあります。

4.通院するのが面倒

皮膚科での治療となると、わざわざ病院に何度か足を運ばなければなりません。人が多ければ時間もかかりますし、忙しい人はそれだけで面倒くさい!と感じるかもしれません。

皮膚科でのニキビ治療に適した人

皮膚科での飲み薬・塗り薬によるニキビ治療が適しているのは、比較的症状が軽い人or比較的症状が重い人です。

症状が軽い人であれば、数日間薬を使うだけでキレイになる場合もあります。逆に症状の重い人の場合、それなりに効く薬を処方してもらえるため、安心してニキビ治療に取り組むことが出来るはずです。

美容皮膚科でのニキビ治療

皮膚科では今できているニキビが治れば治療は終了となりますが、美容皮膚科では更に肌を美しくする施術を受けるもできます。以下の4種類の治療は美容皮膚科で受けられるニキビ治療ですね。

ピーリング

ニキビ・ニキビ跡や色素沈着の改善にも効果が期待できるのがピーリングです。サリチル酸などを含む薬剤により毛穴の詰まり改善と殺菌の作用があり、肌のターンオーバーを正常化・促進するためニキビ治療に効果的です。

おおよその費用:1回5000円

光治療

医療レーザーなどにより毛穴を殺菌したり肌の代謝を活性化させニキビ改善を早める効果がありますが、個人差があるようです。ニキビの症状(軽度~重症)まで幅広く使えて痛みもなく、ピーリングなど他の治療とも併用できるのがメリットと言えるでしょう。

おおよその費用:1回1万円

イオン導入

塗るだけでは浸透しにくい有効成分を、微弱な電流を流すことで皮膚の奥まで浸透させる方法がイオン導入です。使用する薬剤により料金が異なります。

おおよその費用:1回数千円~数万円

ダーマペン

微細な針で肌に穴を開け、そこに成長因子を注入するというのがダーマペンによる治療法です。成長因子により肌の回復を促進し、その過程でコラーゲンが増えてキレイな肌を再生させるという方法ですね。

おおよその費用:1回数万円~

美容皮膚科で受けられる治療は皮膚科や自分でできるニキビ対策よりも大きな期待ができますが、費用も多く掛かることが予想されます。

美容皮膚科による治療のメリット
1.最先端のニキビ治療を受けられる

美容皮膚科では従来どおりの治療ではなく、効果が期待される最先端のニキビ治療が受けられるというのが大きなメリットでしょう。

今までのニキビ治療だとダメだった、という人でも大きな期待ができます。

2.重症な人ほど効果が期待できる

美容皮膚科では、より美しい肌にすることを治療目標としています。ですので、皮膚科に通ってもこれ以上キレイにはならないと言われてしまった人でも、よりキレイな肌を目指すことが可能です。

美容皮膚科による治療のデメリット
1.とにかく費用がかかる

美容皮膚科で行われる治療はかなりの効果が期待できるものの、保険適用がないため全て自己負担となります。治療法によっては数回で10万円以上の費用となる可能性もあるため、人によっては途中でやめざるを得なくなる場合も考えられます。

2.実績のある美容皮膚科を選ぶ必要がある

最先端のニキビ治療といえど、やはり実績のないクリニックで行うのは不安です。実績のある美容皮膚科が近くにない場合は遠方に出向かなければならず、それも時間的・コスト的な負担に繋がります。

自分でできるニキビケア2種類

ニキビを自分でどうにかしたい場合、2種類の方法があります。その2種類とは化粧品とサプリメントによる対策です。

この方法によるメリットとしては、

1.皮膚科や美容皮膚科を受診する手間が掛からない
2.自分の好きなタイミング、好きな商品でケアができる

という2点がありますね。

逆にデメリットとして、

1.治療ではなくケア(予防)なので、今できているニキビへの効果は薄め
2.使う化粧品によっては皮膚科受診よりも費用が高くなる

などががあります。

皮膚科などに通院するのが難しいとか症状が軽い方は、まずは自分でできるケアでにきびへの対処を考えてみるのも良いでしょう。

ニキビケア化粧品

ニキビケア化粧品による予防方法

ニキビケア化粧品とは、ニキビ予防に効果がある成分を含んだ薬用化粧品(医薬部外品)のこと。普通の化粧品と同じく化粧水、乳液、美容液などがありそれぞれに肌の炎症を鎮めたり、角質を柔らかくしたり、保湿して肌を守る成分が含まれています。

グリチルリチン酸2Kや水溶性プラセンタエキス、セラミド、ビタミンC誘導体などがよく含まれている成分ですね。使い方としては普通の化粧品と同じように、洗顔 → 化粧水 → 乳液 → 美容液…といった順番で使うので今までと同じようにスキンケアすればよいだけで、これと言って特別なことをする必要がないのが特徴です。

ニキビケア化粧品のメリット
1.今までのスキンケアと同じでとにかく手軽

上でもお伝えしたように、ニキビケア化粧品といえど今まで使っていた化粧品と同じ要領で使えば良いですから、非常に手軽なのが特徴ですね。

薬ではありませんが、有効成分が含まれている物が多いのでニキビの予防に効果が期待できます。また、自分の好きな化粧品をブランドや特徴から選べるというのも人によっては嬉しいでしょう。

2.大手メーカーの化粧品でもトライアルセットが安価で購入できる

ニキビケア化粧品は大手メーカーもトライアルセットを販売していることが多く、試したかった化粧品が安価で使えるのも面白いところです。

ニキビケア化粧品のデメリット
1.できてしまったニキビへの効果はいまいち

化粧品は病院で処方される薬ではありません。なので、ニキビ予防はできますが治療にはならないことに注意が必要です。

2.良い成分が含まれている化粧品は高い

化粧品は医薬部外品です。当然ながら保険適用外ですのでニキビに効果的な成分が多く入っているものほど価格が高い傾向にあります。いくらいい成分が入っていても、自分の肌に合わないものは使えません。

ですので一度トライアルを試してみて、自分の肌に合うかどうかをまずはチェックすることが大切になってきます。

ニキビケアサプリメント

ニキビケアサプリメントによる予防方法

ニキビケア向けとして、美容成分が多く含まれているサプリメントが販売されています。

食事から十分に栄養を摂取できていない自覚がある人や、化粧品だけではいまいち肌トラブル改善につながらないという場合に使うと期待できる、というのが特徴です。

ニキビケアサプリメントのメリット
1.足りない栄養素や美容成分を多く摂取できる

一人暮らしで野菜はほとんど食べず、好きなものしか食べない…といった人だけでなく、普通に家庭料理を食べている人でも足りない栄養素はありますし、ニキビケアには必要だけど食事では摂取できない栄養成分は多くあります。

そういった栄養を余すことなく摂取できるのがサプリメントの大きなメリットでしょう。

2.ニキビケア化粧品と併用することでニキビ予防の期待値が高まる

ニキビケアサプリは肌トラブル改善のために美容成分が多めに含まれています。もちろん内服薬ほどの効果は期待できませんが、足りない栄養素を補給するだけでも調子がよくなるケースも考えられます。

合わせてニキビケア化粧品も活用すれば、ニキビ予防に関してはある程度自身が持てるようになるでしょう。

ニキビケアサプリメントのデメリット
1.高いサプリが多い

ニキビケアサプリメントは複数の栄養素を一つでまとめて摂取できるように作られているため、そのぶん価格も割高になっています。

2.肌トラブル改善につながったかどうかが見えてきにくい

また、大人ニキビの場合は原因が複雑なのでサプリメントや化粧品だけでなく、生活習慣や食習慣、ストレスなどの要因も考えなければならず、サプリだけでのニキビ肌改善というのはなかなか難しいのが現状です。

まとめ

さて、

       ▼皮膚科・美容皮膚科によるニキビ治療
      飲み薬
      塗り薬
      ピーリング
      光治療
      イオン導入
      ダーマペン
      ▼自分でできるニキビケア(予防対策)
      ニキビケア化粧品
      ニキビケアサプリ

合わせて8種類のニキビ治療・ケア方法とメリット・デメリットを紹介してきました。自分の肌にはどれが合うかなとイメージは掴めましたでしょうか?

もちろん女性だけでなく、最近では男性も肌はキレイにしておきたいという方が多いはずですので、これを機にしっかりと検討してみてくださいね!

  ▼ニキビ初心者脱出コース

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