
日本人の平均睡眠時間は6時間と言われています。そして、ニキビケアに必要な睡眠時間も6時間と言われています。
きちんと寝るなら6時間以上でも、6時間より短くてもいいのでは?と思うかもしれません。ですが、この6時間というボーダーラインにはきちんとした理由があるのです。
睡眠時間6時間と規則正しい生活リズムを守ることが大事
大人ニキビが出来るのは、肌の抗酸化作用に必要な物質が足りなくなったり、肌を修復する機能がうまく働かないことにも起因しています。
では、最低6時間の睡眠であれば昼夜が逆転したような生活でもいいのかというと、そうではありません。昼夜逆転してしまうとホルモン分泌が狂ってしまうため逆に肌荒れを引き起こしてしまう要因になります。
私たちの体は、太陽の光を直接受けることで体内時計をリセットし、調節しています。ですからその調節ができなくなるような生活リズムだとホルモン分泌は当然狂ってしまいますよね。
睡眠時間を削るなら起床時間を早めに!
睡眠時間がどうしても確保できないという場合には、早く寝て早く起きるというのを心がけましょう。睡眠は前半が大事で後半を削ったほうが肌や体に影響しにくいのです。
例えば、いつも0時に寝て朝6時に起きているのであれば、起床時間を4時半くらいに早めます。
なぜ1時間ではなく1時間半なのかは、睡眠のサイクルが関係しています。脳は1時間30分ごとに深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)を繰り返しています。
この浅い眠りのときに起きたほうが、頭が重いなどの症状が少ないのです。また、肌への影響も少なくなります。
よくある勘違いで、週末に寝溜めをして今までの疲れをとろうとする人がいますが、これはNG。きちんと朝日を浴びなければ体内時計がリセットされないため、睡眠リズムが崩れてしまいます。
睡眠リズムが崩れてしまうと体調不良や肌荒れに繋がってしまうので、気をつけましょう。